固形剤の連続生産の実現に向けて、連続混合過程をモニタリングする要望が増加しています。
近赤外分光計SentroPAT FOを用いた実例をご紹介致します。
混合された粉体は、シュートを通過し後工程(打錠、カプセル充填、湿式造粒、乾式造粒)へ送られます。このシュート部分にNIRを取り付けて粉体のリアルタイムモニタリングを実施します。
通過する粉体は高速にNIR測定されて、規格品/規格外品分岐で振り分けます。
下記は実際に連続混合機に設置した画像です。
検出部にフォトダイオードアレイを用いたSentroPAT FOは高速測定が可能です。
高速で流動する粉体の測定には高速測定できる分析器の選択が重要です。
SentroPAT FOと組合せて使用する専用測定プローブSentroProbe DR LSは、リファレンスを内蔵しています。定期的にリファレンス測定を実施することで測定精度を安定に保ちます。
既存の製造装置には、新たにプローブを設置するための余裕のあるスペースが確保されているとは限りません。
御客様のご要望に沿ったプローブを特注でご用意することで、既存装置への導入をサポート致します。
お気軽にご相談ください。