SentroProbe DR LS NIRは近赤外領域の拡散反射率を測定するためのスマートプローブです。
2つの冗長化された光源を装備し、サンプルはダイレクトに照明され、5 mmのスポットサイズで優れたS / N比が得られます。
内蔵光源は、シングルコアの光ファイバでSentroPAT FOに接続されているため、最長50 mまでの延長しても使用可能です。
測定ウィンドウに白色の反射標準板が内蔵リファレンス用に装備されています。
光源の経年劣化や周囲条件の変化によって引き起こされる光強度の変動を補正するために内蔵リファレンスは自動参照することが可能です。
測定タイミングはSentroSuiteで設定可能です。包括的な補正により、外部のリファレンス測定を必要とせず長期間の安定性が高まります。
このプローブは、固形製剤の製造工程における使用に重点を置いて開発されました。表面が高度に研磨されたサファイアや高品質ステンレスが、粉体と接触するすべての部品に使用されています。使用される材料に関する明確で追跡可能な情報を提供するために、各プローブに証明書が添付されます。
ATEXゾーン20/21対応のプローブも準備されています。
IP 65準拠、および清掃が簡単なハウジングは、ほとんどの固形製剤製造プロセスで使用可能です。
粉体と接触するプローブ先端は、ヒーターを装備しています。
このオプション機能は、特に湿式造粒工程にプローブを取り付ける場合のセルフクリーニングに役立ちます。加熱された測定ウインドウはポリマーベースのバインダーの粘度を低いレベルに維持します。その結果、粉体がプローブに付着することを防ぎます。また、流速が早い粉体によりサファイアウインドウ表面の粉体は流されて、常にきれいに保たれます。
最新のSentroProbe DR LSには交換後に自動的に認識および識別される電球が導入されています。電球ハウジング内の電子機器がプローブのユニーク識別子を提供し、電球の交換後にデータ欠落がないか、また必要なアクションがあるかをユーザーに確認します。
取り付ける製造装置や環境により、標準のプローブで対応できない場合は、お気軽にご相談ください。
要望に合わせたカスタムメイドなプローブも作成可能です。
光源 / 光学系 | |
技術 | 拡散反射 |
測定距離 | 直接サンプル接触 |
測定スポット径 | 約 5 mm |
光源 | 冗長化された2本のタングステンバルブ |
出力 | 最大 5 W (調整可) |
光源寿命 | 約 14,000 時間 |
内蔵リファレンス | Amorph PTFE光強度標準板 |
検出ファイバ | シングルコア400 μmファイバ |
電気系 | |
電源供給 | 24 VDC, < 8 W(標準構成) |
制御 | EIA-485(RS-485) |
プローブ先端加温 | 測定窓の粉体付着防止のためにサファイアウインドウを70℃まで |
設置環境 | |
温度(プローブ先端) | 0℃~80℃ |
温度(環境) | 0℃~55℃ |
気圧(プローブ先端) | 0 - 40 bar |
構造材料/寸法/分類 | |
プローブ先端 | ステンレススチール 1.4404 |
測定ウインドウ | サファイア |
取付 | フランジ(要相談) |
シーリング | 内蔵のPTFE Oリングと溶接されたプローブ先端 |
プローブハウジング | アルミニウム、アルマイト |
寸法 |
プローブ先端:直径 3/4"、長さ 65 / 100 / 200 / 300 mm プローブハウジング:60 x 100 x 77 mm |
クラス |
GMP、FDA準拠材料証明、ATEX 20/21 |
製品名 | プローブ長さ(mm) | ATEX |
SentroProbe DR LS NIR 65 | 65 | - |
SentroProbe DR LS NIR 100 | 100 | - |
SentroProbe DR LS NIR 200 | 200 | - |
SentroProbe DR LS NIR 300 | 300 | - |
SentroProbe DR LS NIR 65 ATEX | 65 | Zone 20/21 |
SentroProbe DR LS NIR 100 ATEX | 100 | Zone 20/21 |
SentroProbe DR LS NIR 200 ATEX | 200 | Zone 20/21 |
SentroProbe DR LS NIR 300 ATEX | 300 | Zone 20/21 |